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開示請求Navi2026年4月1日

発信者情報開示請求とは?弁護士費用・期間・成功率を徹底解説【2026年最新版】

ネット上で誹謗中傷の書き込みをされた場合、投稿者(発信者)を特定して法的責任を追及するための手続きが「発信者情報開示請求」です。

SNSや掲示板の匿名投稿に悩んでいる方が増える中、この手続きへの関心が急速に高まっています。本記事では、発信者情報開示請求の仕組みから弁護士費用・期間・成功率まで、2026年の最新情報をもとに徹底解説します。

発信者情報開示請求とは?

発信者情報開示請求とは、インターネット上に投稿された誹謗中傷や名誉毀損の書き込みの投稿者(発信者)を特定するために、プラットフォームやプロバイダに対してIPアドレスや氏名・住所などの個人情報の開示を求める手続きです。

根拠法は「プロバイダ責任制限法」(特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律)です。2022年の法改正により、従来2段階だった手続きが1段階で完結できる「新開示手続(非訟手続)」が導入され、発信者特定までの期間が大幅に短縮されました。

どんな情報が開示されるのか

  • 発信者のIPアドレス・タイムスタンプ
  • 氏名・住所
  • 電話番号・メールアドレス
  • 契約者情報

これらの情報を取得することで、誰が投稿したのかを特定し、損害賠償請求や刑事告訴に進むことができます。

発信者情報開示請求の2つの方法

1. 裁判外での任意開示請求

まずプラットフォーム(X、Instagramなど)に対して任意で開示を請求する方法です。書式に従って申請するだけで費用はかかりませんが、ほとんどの場合、任意では開示されません。

2. 裁判所を通じた法的手続き

任意開示が拒否された場合、裁判所を通じた手続きが必要です。2022年の改正法施行後は以下の流れになります。

1

コンテンツプロバイダ(SNSなど)への開示命令申立

→ IPアドレス・タイムスタンプの取得

2

接続プロバイダ(ISP)への開示命令申立

→ 氏名・住所などの取得

以前は2回の訴訟が必要でしたが、改正後は「発信者情報開示命令」という1つの非訟手続きで対応可能になりました。

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弁護士費用の相場(2026年版)

弁護士費用は事務所や難易度によって異なりますが、一般的な相場は以下のとおりです。

着手金

| 手続きの内容 | 相場 |

|---|---|

| 任意開示請求 | 3万〜10万円 |

| 裁判所への開示命令申立 | 15万〜30万円 |

| 発信者特定まで一式 | 30万〜60万円 |

成功報酬

発信者特定に成功した場合、別途10万〜30万円程度の成功報酬がかかることが多いです。

費用の工夫

  • 法テラス(日本司法支援センター)を利用すると、収入が一定以下の場合に弁護士費用の立替制度が使えます
  • 弁護士費用特約付き保険(自動車保険・火災保険など)が使える場合があります
  • 弁護士事務所によっては着手金0円・成功報酬のみのプランもあります

手続きにかかる期間

従来(改正前)の期間:6か月〜1年以上

改正前は2段階の仮処分が必要で、投稿からIPアドレス取得まで3〜5か月、そこからさらに発信者特定まで3〜5か月という長期間でした。

改正後(現在)の期間:3〜6か月程度

新しい非訟手続きにより、コンテンツプロバイダへの申立から最終的な発信者特定まで3〜6か月程度に短縮されています。

ただし、以下の場合は時間がかかる場合があります:

  • 海外のサーバーや海外プロバイダが関与している場合
  • VPN経由の投稿
  • 発信者が異議を申し立てた場合

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成功率はどのくらい?

「成功」の定義にもよりますが、一般的には以下のとおりです。

発信者のIPアドレス取得:70〜90%

SNSやプラットフォームがIPアドレスを保有している場合は、法的手続きによって比較的高い確率で取得できます。

氏名・住所の特定:50〜70%

IPアドレスから接続プロバイダを通じて個人を特定する段階では、以下の理由で特定できないケースがあります:

  • ログが保存期間(3か月〜6か月)を過ぎて削除されている
  • 共用Wi-Fiや公衆Wi-Fi経由の投稿
  • VPN・Torを使用していた場合

特定後の損害賠償請求:成功時は数十万〜数百万円

発信者を特定できた場合、名誉毀損・侮辱罪・業務妨害などで慰謝料・損害賠償を請求できます。

開示請求を成功させるための3つのポイント

① できるだけ早く証拠を保全する

SNSの投稿はいつ削除されるかわかりません。問題の投稿を発見したらすぐにスクリーンショット(URLとタイムスタンプが写るもの)を保存してください。

② ログの保存期間内に着手する

プロバイダがIPログを保存しているのは通常3〜6か月です。投稿から時間が経つほど特定が難しくなります。できれば投稿後1〜2か月以内に弁護士に相談することをお勧めします。

③ 専門弁護士に相談する

インターネット法務・誹謗中傷対策に精通した弁護士に依頼することで、手続きの効率と成功率が大幅に上がります。

まとめ

発信者情報開示請求は、ネット誹謗中傷の被害に遭った方が法的に対抗できる有力な手段です。2022年の法改正により手続きが簡素化され、以前より現実的な選択肢になっています。

重要なのは早めに動くこと。ログの保存期間が切れてしまうと発信者特定が不可能になる場合があります。

まずは無料診断で状況を確認し、弁護士への相談を検討してみてください。

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この記事の著者

開示請求Navi 編集部

発信者情報開示請求・ネット誹謗中傷対策に関する情報を、弁護士・司法書士・IT調査会社などの専門家と連携して発信しています。正確で実践的な情報をお届けすることを使命としています。

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